きほうかんぽう 本編

キ鳳柬方



学生、市役所員、テレビ局スタッフが
コメディに
舞台は1999年、火星
鳥取県 琴賀市
新西町 泊町 海宮町 泉町
鵜芸町 應麗町 ガジュツ村 など
(地球で言う琴浦町あたり)

地下都市3階建て


3種類の人間に別れています。
1つは我々と同じ普通の人間
2つめは未来人
3つめは上の二つから生まれた人間

市役所の人たちは3つめになります。


あらすじ

遠島千造は綾小路秀に
北の方ホテルから解雇されました。
その数日後、市役所につきました。
そこには考えられないことが起こっていました。

本編


1-1 市役所って、何?

市役所到着。
偶然通りかかった市長、李労業
という人物に話しかけられました。
市長は目が悪く、彼を市役所員樹下奴人と
勘違いしているようです。
全然似ていないのに。
樹下奴人とは、最近テレビで有名な
黒い人です。
テレビの仕事が忙しく、
数ヵ月帰ってきませんでした。

そして、千造は市役所員となりました。
千造に年齢が近い、梅原和量という
千造にそっくりな人物が市役所を
案内してくれました。
どうやら千造を奴人と勘違い
してる人は市長だけのようです。

そこには個性的な人物が多く、
なぜか楽屋、娯楽施設がありました。
ダンス大好き和服受付嬢、村山脚歩
巨漢な外国人、森下牛出舎

市役所は3階ありました。
市役所は地下都市にありましたが、
しかし、もっと地下につれていって
くれます。
そこは、3階なんかじゃない、
広大な15階くらいの地下都市が
広がっていました。
最下層には、雨水をためる貯水タンクが
ありました。
和量に連れられ、
広大な地下都市を進んでいくと、
ラジカスの塔と呼ばれる
電力供給装置がありました。
驚くことに、それは世界中すべての
電力をまかなっていました。

それは、火星の地震とかも押さえる
働きをしていました。
そこには、地の神様、ダリアが住んでいる
と言われています。

ダリア、正式名称不明、
未来からやって来た人工人間でした。
他、ヘムロックなどたくさんいました。

続く


1-2 造船所の秘密

千造は北の方ホテルで重要な人物だと言うことを
思いだし、北の方ホテルの従業員、綾小路秀、
受付嬢、楢島慕代は千造を探すことにしました。

千造、秀、慕代は昔からの幼馴染みでした。
16、7年ほど前、三人はいつも通り遊んでいました。
ある日、三人は柵の向こうにある
閉ざされた家に興味津々でした。
そこは「倉田造船所」と書いてありました。
そこに入ってみることにしました。
そこは造船所と言うよりロボットの
研究室でした。
あと、普通の暮らしがあったような
住居スペースがありました。
そこにはこんな資料がありました。

倉田ロボ1号 倉田ロボ
倉田ロボ2号 尾上ブツ造
倉田ロボ3号 鬼切千兵衛
倉田ロボ4号 刈地米太
倉田ロボ5号 網野勉善
倉田ロボ6号 ぬこ田にゃん太郎 

造船所の中には3体のロボしかいませんでした。
武士っぽいロボ
耕運機っぽいロボ
色々な化学用品が詰め込まれているロボ
あと、仏像
そこで、耕運機が動きました。

  ヨウヤクヒトガキタ。

耕運機から顔が出ました。
三人は逃げ出し、崩れたガレキの中にある
地下への階段を降りました。
そこは、とても大きな船がありました。
そこには、昔造船所に住んでいた
倉田トムという人物が
船を外に移動できず死んでしまったという
ストーリーがありました。

三人は階段を上がり、耕運機に遭遇。
その耕運機はこういいました。

  ヨウヤクヒトガキタ。

その後耕運機の顔が外れ、落ちました。

  メインコンピュータハ ココニアルノデ
  ダイジョウブ デス。

三人は急いで帰りました。

三人はそれぞれの親にその体験を話し、
噂は町中に広がりました。
そこで、船を掘り起こしてみようという
話ができました。
数ヵ月後、人々は船を掘り起こすため、
周りの土を除いていたところ、
巨大な鉄の塊が出てきました。

それが、あの地下都市、琴賀市の誕生でした。

続く


1-3 3日間のおつかい

変わって、今、秀、慕代の二人は
千造を探していました。
人に聞いたところ、彼は市役所に入った
といったそうです。
二人は、千造の案内の準備中で誰も居ない
市役所へ入っていきました。
秀は背が小さく、口の割りには臆病でした。

変わって、二日前、千造は李市長から、
宇崎薬剤師から薬をもらってくるように言われました。

千造は歩く途中に鼻血が出ました。
ちょうど薬局にいくので、そこで止血薬を買うことに
しました。
薬名、ウザキシン
止血剤ε-アミノカプロン酸を配合

それはこれから会う宇崎薬剤師が
開発したものだと思いました。

千造はその薬を買う前再び、
急に鼻血が大量に出て、
その場で倒れていました。
そこは高校の前だったので、
大騒ぎになりました。
千造は顔面から血が出ているように見えたので、
高校生たちは殺人事件だと思いました。
高校生の一人、探偵気取りの吉野敬武は
これは事件ですね、といいました。

翌日

千造が朝起きると、誰も居ない家にいました。
すると、ある一人の男が来ました。
その男は、医者だと言って、
千造を診断しました。
そして、なぜかあの薬を無料でもらいました。

持っていた腕時計を見ると、壊れていたことが
わかったので、時計屋にいくことにしました。

時計屋、北月には若い17歳くらいの男女の
双子がいることを知っていました。
その姉、北月明子がそこにいました。
千造が、この時計を直してくれというと、
たった1分くらいで直しました。
千造が、これはほんのお礼ですといい、
金を渡すと、明子は、
いえ、お礼なんて、といいました。
千造はその後すぐに帰り、
明子は気づきました。
明子は千造からお金をもらい損ねました。

千造はまだ鼻血がひどいので、
あの家に泊まることにしました。

翌日

今日は久しぶりに秀さんに会ってみようと
ホテルに戻りました。
しかし、ホテルにはおらず、市役所に戻りました。
そこで李市長に会い、薬をもらわずに
帰ってきたことに気づきました。
しかし、李市長は怒りませんでした。
なぜなら、李市長が持ってきてほしかったのは、
そのウザキシンだったのです。
また、ウザキシンの説明書にあの家の男が
写っていました。
彼はウザキシンの開発者、宇崎信だったのです。
しかし、彼は薬剤師でなく、医者だといっていました。
話によると、彼はよく冗談を言う人でした。

自分の部屋に戻ると、そこには秀と慕代がいました。
二人は市役所で迷い、ここについたわけです。
千造は市役所員になったことを二人に話しました。
慕代は否定しましたが、秀は、君の熱意に負けたよと
ふさわしくない言葉を言いました。

これで、千造の市役所生活が確定しました。

続く

→次へ→

戻る









inserted by FC2 system